島根旅行で足立美術館と界玉造!その③〜界玉造編〜

こんにちは!大島です。

島根県に行ってきました。

旅行の主な目的は、足立美術館と星野リゾートの温泉旅館界玉造です。

日程はざっくりと以下の通り。

  • 1日目 大分~宮島SA
  • 2日目 宮島SA~足立美術館~界玉造
  • 3日目 界玉造~出雲大社~大分

今回は、旅行2日目から3日目にかけての界玉造をご紹介します。

界玉造 基本情報

界玉造島根県松江市にあります。(公式サイトはこちら)星野リゾート温泉旅館です。

所在地 島根県松江市玉湯町玉造1237

問合せ先 (予約)050-3134-8092

営業時間 IN15時/OUT12時

駐車場 あり(無料)

客室は24室。

客室定員は1〜3名です。


今回は直前に旅行を計画したこともあり、宿泊希望日は残り1室のみの状態でした。人気のあるお宿です。

宿泊料金は春休み期間中で、3名で13万くらい。(夕食時のドリンク代を含む。)私が利用するには、背伸びが必要・・

界は、早めに宿泊予約をすると、90日前優待20%オフで利用できてお得です。

次は是非とも90日前優待で宿泊したい!(早割があるかは施設によります。)


島根県には界出雲界玉造の2つがあります。

玉造の方に宿泊したのは、日本酒に力を入れている感じがしたからです。

大島
大島

余談ですが、私の住む大分県には界が3つあります。

界玉造

界玉造に到着しました。

車で敷地内に入ると、すぐにスタッフさんが対応してくれます。

駐車場に車を誘導。その後旅行カバンを持って案内してくれました。


界玉造のある玉造温泉街は、時間帯によって一方通行になります。

うっかり通り過ぎると、後戻りできなくてちょっと大変です。

私はぼんやりしているので、1回通り過ぎました。

売店

フロントの前、ロビーの横には売店がありました。

島根日本酒発祥の地らしく、日本酒や酒粕を使ったお菓子などが並んでいます。


因幡の白兎にちなんだうさぎのお菓子や、勾玉の形のお菓子。


出雲そば日本酒風呂専用酒など。


ゴディバ星野リゾートコラボ商品


日本酒


冷蔵ケースにも日本酒


客室で使われている物も販売してました。

日本庭園・太鼓橋

フロントから客室に向かう途中の日本庭園


赤い太鼓橋

トラベルライブラリー

トラベルライブラリー

滞在中は自由に利用できます。

地元にまつわる本と、コーヒーなどのフリードリンクがあります。


中庭には、たくさんの竹灯籠

大浴場・湯あがり処

大浴場

素敵なお風呂でしたが、撮影できないので外観だけ写真撮らせてもらいました。

内湯露天風呂があり、美肌の湯を堪能できます。


大浴場に備えつけてあるダイソンのドライヤーもすごかったです。

高性能で髪がすぐ乾きます!


こちらは、大浴場の入口にある日本酒パック


本物の日本酒が置いてあります。

大浴場でパックしてもよし。客室露天風呂でパックするのもよしです。


大浴場の前にある湯あがり処

中庭を眺めながら、くつろげるスペースです。


フリードリンクアイスキャンデーがあります。


大山白バラ牛乳ミルクアイス

お風呂上がりにいただきました。さっぱりして美味しかったです。

日本酒バー(外観のみ)・喫煙スペース

館内を散策していると、日本酒の樽が並んでいました。

予約がいっぱいで今回は利用できませんでしたが、おそらくここが日本酒BARです。

日本酒BARの近くで、人力車が見えたので行ってみると・・

喫煙スペースになってました。

客室

私たちが泊まったのは、1階にある露天風呂付きの客室です。


勾玉などをモチーフにしたルームキー


部屋の玄関の床がボコボコしています。

素足であるくと気持ちよさそうな、心地よいボコボコ。


畳の上に低めのベッド3台

青いのは地元の藍染めだそう。


リビングスペース。

テレビとソファーとテーブルがあります。


隣のお部屋には酒樽のテーブル


客室露天風呂の脱衣所にもなる場所です。

こちらには冷蔵庫などもありました。

冷蔵庫の中にはピッチャーに入ったお水があります。

無くなっても湯あがり処で給水できるので、お水は飲み放題です。


自動販売機はなさそうでしたが、トラベルライブラリー湯あがり処フリードリンクを部屋に持ち込む事もできます。

夫は好きな銘柄の缶ビールを買って持ち込んでました。

ルームサービスもあるので、飲み物にこだわりがなければ、買い込んでなくてもなんとかなりそうです。

客室露天風呂

客室露天風呂

24時間好きな時に温泉を楽しめます。

大人2人くらいなら入れる大きさです。

湯船に浸かるとお湯が溢れて湯量が減りますが、すぐにお湯が満タンになります。

この日は雨でしたが、濡れないようになってました。

温度の調節は、フロントに電話するとやってくれます。

洗い場などはなく、温泉のみを楽しむ空間になってました。


客室内の洗面所シャワーブース


界オリジナルの風呂敷に包まれたアメニティ

備え付けのボトルは化粧水乳液クレンジングまであるのがうれしいです。


シャワーヘッドがデカい!

シャワーは客室露天風呂と離れた場所にあります。両方使いたい時にはちょっと不便かも??


シャンプーなども備え付けてあります。


トイレウォシュレット


部屋着は作務衣。

足先が分かれた足袋靴下。

部屋にある草履を履く時にも便利です。


ティーバッグやコーヒーカップ、お湯呑みなど。

お部屋で温かいお茶をいただけます。


ここからは部屋にあった案内の冊子を見てみます。

まず、玄関の踏み心地の良い床について。

踏み込みの床板は、なぐり加工という伝統技術とのこと。

凸凹なのになめらかで心地よい。ずっと踏んでいたい。自宅にもほしい。


地元の酒蔵の紹介。

島根県は日本酒発祥の地なので、日本酒も楽しみにしてきました。


ご当地楽神楽です。

神楽は、夜にロビーであります。

夫は神楽が好きで、是非観たいとのこと。夜が楽しみです。


そして日本酒BAR

日本酒が好きなので楽しみにしていたのですが、私たちが到着した時にはすでに予約でいっぱいでした。

定員が少ない上に、先着順なのですぐに埋まってしまうそうです。

しかしながらお部屋で日本酒BARというルームサービスもあるので、日本酒を楽しむことはできるとのこと。


日本酒BARお品書き


お部屋で日本酒BARの注文用紙。


日本酒の品揃えは圧巻です。


こんなに多いと選び難い!


そんな時にはおすすめセットがあります。


神様セットとかあっておもしろいです。


日本酒以外のお酒もお部屋で楽しめます。

茶の湯体験

赤い太鼓橋の手前に、茶の湯体験予約札があります。

20分ごとに分かれており、15:30〜18:30の間で無料茶の湯体験ができます。

夕食前なので迷いましたが、スタッフの方が、

「お茶菓子も小さいですし参加されてみてはいかがですか?」

と勧めてくれたので体験することにしました。


池の横を通って茶室に向かいます。

屋外で屋根のない通路ですが、傘が用意してあるので雨でも大丈夫。


茶室蛙瞑庵


この回は、私たち3人だけの参加でした。

椅子に座って体験できます。

正座じゃなくてよかったです。

席の数は4つくらいなので、おそらく1回の定員は4名くらい。


お茶の先生?家元?がお茶をたててくれます。

礼儀作法など何も知らないのですが、簡単に作法を教えてくれるので無知でも大丈夫。


お茶菓子は勾玉の形でした。

可愛らしい。


お茶は1人に1杯用意してくれます。

みんなで回し飲みはしないらしい。


アンコが苦手な夫は、お茶菓子を食べるのに苦労していました。

大島
大島

私はアンコ好きです。横からヒョイっと食べてあげたかったけどお行儀よくないし・・

お茶の話を色々してくれるので、あっという間に茶の湯体験は終わりました。

夕食

予約した時間になったのでお食事処に向かいます。


席に案内してもらいました。

既に人数分のセッティングがされています。


本日のお献立


まずはドリンクを選びます。

ビールウイスキー焼酎など。


こちらは日本酒


ワインの種類も多めでした。

山陰はワインの生産地で、島根県にはワイナリーもあるらしいです。


日本酒ペアリングコースをお願いしました。


お料理に合わせて少しずつ、日本酒を提供してくれます。

これは楽しみです!


先付け

のどぐろの炙りです。


先付けに合わせた日本酒はスパークリング。

月山スパークリングクラウド

余談ですが、同じ酒蔵の日本酒、月山大吟醸をお土産で買いました。それがめちゃくちゃ美味しかったです

この日本酒を買えただけでも島根県まで行った甲斐がありました。


煮物椀

鮮やかでふわふわした、お出汁の効いたお料理。


煮物椀の日本酒は超辛口。

出雲富士純米吟醸超辛口

お猪口も毎回ちがうもので、おもしろいです。


宝楽盛り

これは2人分なので、更に豪華に見えます。


宝楽盛りの日本酒。

七冠馬純米吟醸

バランスが良く、どのお料理にも合う日本酒。


揚げ物

サクサクで、菜の花っぽい野菜の天ぷらが特に美味しかったです。


揚げ物に合う日本酒。

天隠純米大吟醸左香錦


蓋物

桜鯛です。


蓋物に合う日本酒。

誉池月純米佐香錦


和牛小鍋

うずめ飯仕立て

その昔、贅沢してはいけない時代に、おかずをご飯にうずめて隠していたそうです。


土鍋で炊いたごはん

ちょっとおこげもあって美味しいです。


香の物


焼き物土鍋ごはんに合う日本酒。

扶桑鶴純米吟醸


最後に甘味

酒粕のデザートです。


そしてなんと!私のデザートにはおめでとうプレートが付いていました!

宿泊日の10日程前が私の誕生日だったので、サービスしてくれたとのこと。

予約する際の必要事項で生年月日を伝えただけなのに、心遣いがすごいです!


お料理もお酒もサービスも大満足の夕食でした。

食器や、酒米についてなど、何を質問しても答えてくれるスタッフさんもすばらしかったです。


部屋に戻って、露天風呂にゆっくり入ってくつろぎます。

お部屋で日本酒BARを注文しようと思っていましたが、夕食時の日本酒ペアリングコースで結構満足できました。

あとは、夜にご当地楽神楽を観る予定です。

ご当地楽 神楽ヤマタノオロチ

21:15〜ご当地楽石見神楽があります。

雨でなければ、中庭で披露してくれるのかもしれません。この日は結構雨が降っていたので、フロントで開催。

ちなみに、神楽が好きな夫がスタッフさんに聞いてみたところ・・

  • 太鼓や笛などの生演奏はない。
  • 演出で花火(火薬?)は使わない。
  • 本来の長い神楽をギュッとコンパクトにまとめたもの。
  • 界玉造のスタッフが演者。

だそうです。

夫曰く、生演奏の太鼓の振動が神楽の醍醐味らしいのですが、そこまで本格的なものではないとのこと。

しかしながら、目の前で神楽が観られるのは楽しみです!


フロントに用意されていた、大蛇っぽいもの。


そして時間になり、開演!

最初は女性(たぶんさま)と大蛇の絡み。

後ろの幕から、大蛇が勢いよく登場!

大島
大島

この大蛇の登場シーンだけでもおぉーー!っとテンション上がりました。

目の前で演じてくれますし、これはなかなかの迫力です!


大蛇に襲われます。

あ~れ~!

赤い紐だけが残ります。


そんな悪者の大蛇を退治する為に、須佐之男命スサノオミコト)が登場。

お酒を造っています。

大蛇にお酒を飲ませて、酔ったところを倒す作戦です。


このお酒を混ぜ混ぜする作業は、指名された観客も手伝うパフォーマンスがありました。

お酒を混ぜて手伝ってと、演者のジェスチャーだけで伝わるので面白かったです。


完成したお酒の前に大蛇登場

バーン!


お酒を見つけて身体をくねらせ、決めポーズ。

喜んでいるようにみえます。


そしてお酒を飲みます。

ゴクゴク


最後の1滴まで飲み干す!


酔った大蛇は観客に絡みだします。

絡み酒です。酒癖が悪いですね。


酔っ払った大蛇に、更にお酒を飲ませるスサノオミコト


そして泥酔した大蛇に斬りかかります!


大蛇も応戦。


酔っても強い大蛇


ここで大蛇をグイーンと引っ張りまして。


首を斬り落とすのに成功。


首を酒樽の上に置きまして。


勝利宣言。

スサノオミコトの持っているが2本になっています。

大蛇の中から出てきたらしいです。


終演後は記念写真を撮ってくれます。

撮影時に、小道具を借りることができます。

私は。夫は酒樽を持たせてもらいました。

大蛇が酒を飲むポーズをしてくれてます。サービス精神豊富ですね。


短い時間でしたが、神楽は見応えがあってすごくよかったです。

大蛇とスサノオミコトと一緒に写真が撮れるのも、うれしいポイントです。

就寝~翌朝

部屋に戻って就寝です。

ベッドはふかふかで、寝心地もよかったです。

翌朝までぐっすり眠れました。

朝食

朝食の時間になったので、お食事処に向かいました。


あさごはんお品書き

和朝食です。


ご当地ジュースお茶

生姜入りのリンゴジュースだったと思います。


鶏つくねの杜氏鍋

酒粕をつかっているそうです。


小さいのどぐろの干物もあって品数が豊富です。

お腹いっぱいになりました。

朝食を終えて部屋に戻ります。

チェックアウト

チェックアウト12時

とても素敵な宿なので、時間までゆっくりしたいところです。

しかし、この後も予定があるので少し早めにチェックアウトしました。

チェックアウト後はスタッフさんが、車まで荷物を運んでくれます。


その際、写真を撮ってくれました。


宿の前で撮影。


桜の前でも撮影。

全部で10枚くらい撮ってくれてました。

ちょうど桜が満開で良い写真になりました。


この後は出雲大社に向かいます。

その④につづく。

旅行界 玉造

Posted by 大島