小鹿田焼の里で窯元巡り!直売所ならアウトレット価格で買えるB級品も。
こんにちは!大島です。
大分県日田市にある、小鹿田焼(おんたやき)の里に行ってきました。
各窯元の直売所があり、ゆっくり散策しながら小鹿田焼を見て回ることができます。
贈答用にできそうな立派なものから、アウトレット価格でお得に購入できるB級品まで。
幅広い商品が沢山並んでいて、楽しめます。
オススメです!
B級品が買えるのは、窯元の直売所まで行った人の特権かも?!
小鹿田焼の里 基本情報
小鹿田焼(おんたやき)の里は、大分県日田市にあります。
所在地 大分県日田市源栄町皿山
問合せ先 0973‐22‐2036(日田市観光協会)
0973‐29‐2020(小鹿田焼陶芸館)
営業時間 直売所の営業時間は各窯元によって異なります
定休日 各窯元によって異なります
駐車場 あり
日田市の中心部からは、約16㎞。車で約30分の距離です。
日田ICから、車で約25分。
日田バスセンターから皿山まで、バスで行くと約50分。
小鹿田焼について
小鹿田焼の特徴は、飛び鉋・刷毛目・流し掛けなどの技法。
機械を使わず、人の手で作られています。
川の水を動力にした唐臼(からうす)で、土を細かくし、足を使って蹴ろくろ(けろくろ)を回します。
現在9軒の窯元があり、一子相伝で伝統を守っています。
福岡県朝倉郡の小石原焼(こいしがわらやき)がルーツ。
小鹿田焼の里では、年に2回イベントが開催されます。
5月に、唐臼祭。
10月に、民陶祭です。
(コロナ禍で開催されない事も)
民陶祭は、各窯元の直売所にたくさんの陶器が並びます。
大勢の陶芸ファンが訪れるイベントです。
私の母の出身地なので、日田には毎年行きます。
幼い頃から、家に小鹿田焼があるのが普通。
小鹿田焼の里にも時々行きます。
欲しいお皿がありすぎても困るので、あえて民陶祭の後の品揃えの良くない時期に行ったりもします。
今回は、10月の中旬に。母と私と夫の3人で行ってきました。
小鹿田焼の里
小鹿田焼の里に到着しました。
車は、小鹿田焼陶芸館の駐車場に。
他に、窯元の駐車場も何ヶ所かあります。
窯元は9軒。
各窯元に、直売所があります。
焼き物作りの作業中なので、基本的に直売所は無人。
欲しい商品があれば、ベルを鳴らして窯元の人を呼ぶシステムです。
この日、閉まっている窯元・直売所もありました。
不定休なので、お目当ての窯元がある時は問い合わせて確認した方がよさそうです。
ようこそ小鹿田への看板。
小鹿田焼の里は1本道です。
駐車場をスタートして、各窯元を巡り、また駐車場に戻るのが効率的。
往路で品定め・復路で購入がオススメです。
しかし、また後で来ようと検討中に、売り切れる事もあります。
手作りの焼き物は、1点ずつ風合いがちがうもの。
気に入った焼き物をすぐに購入するのもアリです!一期一会ですから。
山のそば茶屋。
小鹿田焼の里には、お蕎麦屋さんもあります。
今回は、利用しませんでしたが、美味しいお蕎麦屋さんです。
こちらは、数年前に伺った際のお蕎麦。
小鹿田焼のどんぶりで提供してくれます!
後日、小鹿田焼の里に行ったブログはこちら。(山のそば茶屋でおそばも食べてきました。)
ここ数年の間に出来たと思われるトイレ。
初めて見ました。
前回、小鹿田焼の里に来た時にはなかったです。
他にトイレがあるのは、小鹿田焼陶芸館。
各窯元の直売所
それでは、各窯元の直売所を巡ります。
まず、1軒目。
ちょうどお客さん多めのタイミング。
この窯元では、お茶碗と酒器を買いました。
次の窯元へ向かうところ。
外国からのお客さんもいらっしゃいました。
2軒目の窯元。
小鹿田焼がズラリと並んでいます。
次の窯元。
作品を天日干ししてました。
続いての窯元。
市場価格より安めの、B級品も。
この直売所では、地元のテレビ局の人が、声をかけてきました。
私と夫は、テレビに映りたくない派です。
しかし、母は平気な人。
母は、たぶん断らないですよ。
と、勝手に母を推薦しました。
『えー!私が??』と言いながらインタビューを受ける母。
来年放送予定の番組の取材なんだとか。
母のインタビューが放送されるか、カットされるかは不明ですが、おもしろかったです。
後日談:インタビューの部分はカット、お皿を選んでいる母が2秒くらい放送されてました。
取材が終わるまでの待ち時間で、この窯元のどんぶりを購入しました。
次の窯元へ移動。
この直売所では、夫が酒器を2つ購入。
左の酒器の模様は立体的で、雪の宿の白い砂糖蜜のよう。
1番端にある窯元の直売所。
直売所から登り窯が見えました。
このような、窯元専用の登り窯もあるし。
数軒の窯元で利用する、共同窯もあります。
小鹿田焼の里に、いくつもある唐臼(からうす)。
20〜30日かけて、土を細かくするそう。
散策していると、唐臼の独特の音が聞こえます。
この唐臼の音と、川の水音は、「残したい日本の音風景100選」に選ばれています。
購入した小鹿田焼
購入した小鹿田焼をご紹介します。
お茶碗と酒器。
左上が夫のお茶碗。右上が私のお茶碗。
みどり色の小鹿田焼が好み!私が選ぶと大体、みどり色になります。
右上のお茶碗はよく見るとゆがんでいます。
その他の普通の商品も、直売所なのでお求めやすい価格です。
価格は、私が購入した商品についてなので参考程度ですが。
お茶碗は、¥700~900。
酒器は、¥400~500でした。
酒器を試してみました。
酒器その1。
日本酒が好きな夫に、使用した感想を聞きました。
男性的なイメージの酒器。小鹿田焼っぽくないのも欲しくて選んでみた。
酒器その2。
持った感じがいい!他の小鹿田焼もそうだけど、軽くて使いやすいね。
ちなみに、この日本酒は日田で買ってきたもの。
酒器その3。
この酒器は、『ひとつ選んで』と言われて私が選んだもの。
優しい色合いに惹かれました。
模様が立体的で、これも触り心地がいい!
この日本酒は、北海道のロイズのオンラインショップで購入したもの。
純米大吟醸太美です。
お茶碗と酒器を並べたところ。
親子みたいです。
こちらはどんぶり。¥1200。
上から見るとふつうですが・・
B級品なので、この通り。
しかし、自宅用なので問題なく使っています。
サイズは少し小さめ。使い勝手の良いどんぶりです!
まとめ
小鹿田焼の里は、直売所もあって、散策しながら窯元巡りができます。
陶芸好きな人への、プレゼント選びにもいいし、自宅用に選ぶのも楽しいです。
私は、1〜2年ごとに行きます。気に入ったものを少しずつ買い足して行くのが好きです。
各窯元ごとに直売所があって、小鹿田焼の種類も多いので、欲しいものがひとつは見つかると思います。
B級品があるのも、小鹿田焼の里の魅力です。
陶芸ファンではない人にも、一度は訪れてみてほしいおススメのスポットです。
後日、小鹿田焼の里に行ったブログはこちら。
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