腰と左のおしりの痛みが続くので病院や整骨院に行ってみたら梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)でした!

2024年1月9日

こんにちは!大島です。

ここ数年、腰痛左のおしりの痛みに悩んでいました。

病院で診てもらうと、いわゆる坐骨神経痛。しばらくリハビリに通いましたが完全には良くならず。

その後また徐々に痛み出したので、今度は知人に教えてもらった整骨院に行ってみました。

すると触診だけで、梨状筋症候群というしっかりした診断がつきました。

梨状筋症候群 左のお尻が痛い 坐骨神経痛 お尻岩
おしり岩

この先、ずーっと痛いまま生きていくのだろうか・・と悲観していましたが、整骨院に行った後は少しずつ改善しています。

私と同じような症状で、悩んでいる人の参考になればと思います。

梨状筋症候群とは

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)とは。

お尻にある梨状筋という筋肉が硬くなってしまい、坐骨神経を圧迫することにより、痛みしびれがでる病気です。

おしりを見つめる猫

梨状筋症候群について詳しくはこちら(日本脊髄外科学会)

病院に行くまでの経緯

転職したら腰痛に...

私は40代で、パートで働いています。

数年前、現在の職場に転職。

この職場では、重い物を持つ仕事があり、これまでなかった腰痛になってしまいました。

最初は、腰が痛いだけだったので、湿布を貼ってやり過ごしていました。

その後、腰だけでなく左のおしりに痛みを感じるようになります。

特に痛むのは起床時!

姿勢が悪い時や、同じ姿勢を続けた後は、特に痛むようでした。

ソファーに座ると、お尻が痛みます。

一番痛いのは、朝起きる時です。

壁に手をついて、ゆっくり立ち上がりますが、「痛い痛い!」と声に出てしまう程でした。

寒くなってきて痛みが増し、更に左足に痺れを感じるようになったので病院で診てもらうことにしました。

整形外科での治療

近所の整形外科へ

整形外科では、レントゲンを撮って画像を見ながら先生が症状の説明をしてくれました。

画像を見ると、腰椎のはみ出した部分が神経を圧迫しています。

これは加齢によるもので、神経の圧迫される場所は人によって違う。

私の場合は左のおしりではないかとのことでした。

まず、飲み薬湿布で痛みをとり、日常生活に差し支えないようにしつつ、リハビリに通うことになりました。

リハビリのため通院

その後、1~2週間ごとにリハビリのために病院へ。

リハビリの前に診察をしてくれるので、症状の変化や、薬が必要かなど先生が経過を確認してくれます。

大島
大島

私の場合は、ロキソニンが合わなかったので他の鎮痛剤に変えてもらいました。薬の副作用でむくみが出て顔がパンパンになったんです。

リハビリは、簡単な運動や、マッサージ姿勢のチェック電気治療などを行います。

数か月リハビリに通いました。

短期間で劇的に良くなるようなことはありませんでしたが、徐々に良くなる感じはありました。

飲み薬が必要ないくらいになり、痛みはあるけど前ほどひどくないという状態に。

ちょうどその頃、人手不足で仕事が忙しくなったのと、タイミングが合わず予約が取れなかったりで、だんだん足が遠のいてそのままリハビリは終わりました。

鎮痛剤湿布も必要ないし、腰痛お尻の痛み気にならないくらいになっていました。

徐々に痛みが復活

リハビリに通うのをやめてからも、教えてもらった運動は続けていました。

しかし、痛みがなくなると面倒になってきて日課にしていた運動サボるように。

すると、徐々に痛みが出てきました。

湿布を貼ったり、対処療法で過ごしますが、痛みはよくなりません。

ここでまた通院を再開すればいいのですが、元々病院嫌いなので行きませんでした。

整骨院に行くまでの経緯

低周波治療器購入!

病院に行かずに何をしたかというと、低周波治療器購入しました。

数回のリハビリ代で買えるし、自宅で手軽に使えるからです。

この低周波治療器は効果は持続しないものの、なかなか有効でした。

仕事から帰ってきて腰が痛い時に使うと効くんです。

また、湿布を連続使用すると、お肌がかぶれてしまったりするのですが、そんな湿布が使えない時低周波治療器が有効でした。

そして、湿布低周波治療器を駆使してだましだまし過ごしていました。

しかし、左のおしりの痛みが以前よりひどくなってきます。

特に車のシートに座る時が痛く、何度座りなおしても痛くないポジションがなくてずーっと痛いんです。

今度は整骨院へ

そこで、今度は整骨院を探してみることにしました。

職場の人が、評判の整骨院を紹介してくれたので、その場で電話予約しました。

なんでも知り合い2人から勧められたとか。

夫にその話をすると、なんと夫の職場の人も「その整骨院はいい!」と言っていたそうです。

これは行くしかない!

整骨院での治療

整骨院で症状を説明すると、さっそく治療に入ってくれました。

まずは、仰向けに寝て足先からグネグネほぐしていきます。

結構長い時間足先を治療していので、本当に腰とお尻を治療してくれるのだろうか?と心配になりましたが、まずは全身を診てくれるようです。

質問してみると、グネグネ触りながら本来ある位置に戻しているんだとか。患者さんの体を触ると、どういう状態かわかるそうです。

そして、お尻の辺りになった時に一言。

「これは梨状筋症候群ですね。」

病院でもぼんやりとした診断だったのに、病名をビシッと明言してくれたんです!

評判のよい整骨院の先生は経験値が高い!さすがです!!

お尻にある梨状筋という筋肉が硬くなって、坐骨神経を圧迫してしまうから、お尻が痛くなったり足がしびれたりするらしい。

女性に多く、加齢によって梨状筋が衰えてきます。例えるとコップに水が溜まるように蓄積されて、溢れると症状が出てくる感じらしいです。

梨状筋を鍛える簡単な運動

筋肉を鍛えると良くなるようで、その場で簡単な運動を教えてくれました。

  1. 仰向けに寝て、両脇をしめる。
  2. 足の裏を合わせる。
  3. 腰を持ち上げてキープ。

これを1日3回すればいいです。

しかも、「今やったから今日の分はもうやらなくていい。」って言うんです!神か!

低周波治療器を貼るのに効果的な場所も教えてくれました。

「2週間経っても足の痺れがあれば、また来てください。痺れがなければ今回で終わりでいいです。」

2週間後、痛みやしびれは改善していたので、初回に行っただけです。

整骨院に行ったからすぐに良くなるというものでもありませんが、病名も診断してくれたし、ピンポイントで対処法を教えてもらって満足感がハンパなかったです。

左のおしりが痛いなあ~と悩んでいたら、梨状筋症候群でした。

病院よりも整骨院の先生の方が詳しくて、病名を診断してくれたし、対処法も教えてもらえてよかったです。

坐骨神経痛で痛みやしびれの原因がはっきりしなくて困っている方の中には梨状筋症候群の方もいらっしゃるかもしれません。

もし私と似た症状に悩まされている方の参考になればうれしいです。